引っ越しや又はメルカリ等で荷物を送る時、
丁度良い大きさの段ボールがない時ってよくありますよね。
小さい荷物なのに段ボールが大きいために送料は高くなりますし、
荷物が動かないように沢山の緩衝材を詰め込まなければなりません。
そういう時のために、ダンボールを小さくする方法があります。
使う道具はカッターとガムテープ、定規だけです。
意外に簡単にダンボールを小さく出来ます。
小さくするだけでなく、小さいダンボールを大きくする事も出来ます。
大きいダンボールを小さくする方法や、
その逆で小さいダンボールを大きくする方法についてご案内します。
ダンボールの幅を小さくするには?
でかい段ボールの横を小さくする方法を説明します。
前述のように用意するものはカッターとガムテープ、定規です。
1・ダンボールが組み立てる前なら、まずは組み立てて底辺にガムテープを貼っておきます。
2・横の幅を小さくしたい場合、横側の側面を箱からカッターで切り離します。
3・片側のないダンボールに荷物を入れてみて、ダンボールの底辺よりどれだけ幅が大きいかを確認して、荷物のサイズに合わせて線を引いておきます。
後で線を引いた部分をカッターで切るためです。
4・荷物はとりあえず取り出して、線を引いた部分に定規を使って、カッターで切り取ります。(もちろん切るのは底辺部分だけです)
5・横の側面は折りたたむので、折りたたみやすいようにカッターの角の辺りを使って折り線を強く引いて行きます。
6・最初に切り離した側面をダンボールへ入れて、カッターで折り線を付けた部分を折り曲げて合体させます。(折り曲げた部分が内側になるようにします)
7・二重に重なった部分は切り取り、あとはしっかりガムテープで止めます。
8・荷物を入れてみて蓋を閉めますが、高さが足りない時は折り曲げる部分を先程のようにカッターの角とかで強く折り線を付けて、蓋を閉めます。
そういう場合、両方の蓋を閉めた時に間があいてしまうので、
先ほど切り取った部分を利用して、それを開いた部分にあてがってから、
ガムテープでしっかり止めます。
ダンボール、荷物に合わせて大きくする方法は?
横に細長い段ボールの作り方です。
横の長い荷物を送る事もありますが、
そういう時、手持ちの段ボールの横幅を長くする必要があります。
1・ダンボールは折り畳んだ平たい状態にします。
2・その上の真ん中にまず荷物を置いてみます。
端より2cm程あけて置きます。
3・荷物の長さに合わせてカッターの角とかで線を引きます。
側面には切れ目を入れます。
4・裏側も同じようにします。
5・ダンボールを組み立てれば幅が広くなっているのが分かります。
ダンボール、半分の大きさにするには?
ダンボールのサイズを半分にするのは、とても簡単です。
1・組み立てた段ボールの幅を半分にするための線を引きます。
2・引いた線のところをカッターで切って、2つに分けます。
3・2つになった箱の片方を、もう片方の箱の内側に好みの大きさになるようにギューッと入れてしまいます。
4・丁度良い大きさに重なったら、底部の部分だけガムテープで貼り合わせます。
ダンボールを捨てるにはどうしたらいい?
◎ダンボールは基本的には資源ごみなので、自治体の決めたやり方で資源ごみとして処分します。
捨てるには
その際注意するべきことがあります。
*ダンボールに付いているガムテープははがさなければなりません。
ガムテープはリサイクル出来ないからです。
*もし伝票が貼ったままだったら、必ずそれもはがします。
これは個人情報が他の人に知られてしまうからで、重要です。
*ダンボールは同じような大きさごとに紐でしっかり結びます。
*ダンボールが水で濡れたりするとすぐにグニャッとなってしまい、
資源ごみにはならないので、水や湿気に濡れないように注意します。
また、汚れている場合も資源ごみとして回収されません。
◎燃えるごみとして出す場合は、小さく切る必要があります。
◎引っ越しの場合は、引っ越し業者がダンボールを回収してくれる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
ダンボールどこで買う?近くで段ボールが買えるところは?
ダンボールはスーパーマーケット等で、古いものを無料でくれる所もあるようですが、
人に何か荷物を送るなら新品の段ボールの方が感じが良いでしょう。
近くでダンボールが買えるところ。
近くで買える所というと、やはりホームセンターです。
大きなホームセンターなら種類も豊富ですし、送る品物に合ったものを買う事が出来ます。
又はネット通販で購入する人も多くいます。
ところで、なぜ段ボールというのか考えた事はあるでしょうか。
日本で一番最初に段ボールを作り売り出した会社はレンゴー㈱です。
1909年の事ですから、もう100年以上も前の事です。
それまでは外国から輸入していたようです。
そのレンゴー㈱の創業者が考案した機械で、
ダンボールを作り上げ販売するに当たって、
どのような名前にしようかと色々考えたようです。
そして決まった名前が「段ボール」でした。
その理由は段のついたボール紙である事と、
分かりやすい名前だからという事でした。