歯が欠けた時に、すぐに歯医者に行けないで、
痛みがないと放置する人が多いようです。
欠けた歯で口内が傷つく恐れがあるので
早めに歯医者で治療しましょう。
歯が欠けたときに、
歯医者の受診時間外だったり
休診日ということがあります。
歯が欠けたとしてもすぐに歯医者に行けないです。
この様な場合は歯医者に行くことが出来ません。
では、どのような処置をすればいいのでしょうか。
そこで今回は
・歯が欠ける原因
・歯が欠けた時の対処法と注意点
・歯が欠けた時の治療について
・歯が欠けた時などのスピリチュアル的な意味
・よくある質問
について紹介します。
歯が欠ける原因
すぐに歯医者に行けないのは困ります。
まず、どうして歯が欠けるのでしょうか。
ここでは、歯が欠ける原因について5つ紹介します。
①虫歯
歯は「象牙質」と「エナメル」の
2層で構成されています。
虫歯が進行すると、
最初に内側の象牙質が溶けます。
内側の象牙質が溶けると
歯の中が空洞状態となり、
食事の時などに欠けてしまうことがあります。
②酸蝕歯
酸によって
歯のエナメル質が溶ける状態を
「酸蝕歯」
といいます。
エナメル質が溶けると
歯が欠けやすくなります。
柑橘類やお酢などの
酸性の飲食物を頻繁に摂取すると、
口内が酸性に傾き
「酸蝕歯」になるリスクが高くなります。
③歯ぎしり
歯ぎしりは、
体重の2~3倍の負荷が歯に掛かり、
歯に与えるダメージが大きいと言われています。
この負荷に耐え切れずに
歯が欠けることがあります。
④噛み合わせのズレ
歯並びが悪く、
上下の歯の噛み合わせがズレていると
一部の歯に咬合力が集中してしまいます。
長期間、歯に過度な力が加わり続けると、
歯が欠けたり、
ヒビが入ったりする可能性があります。
⑤外部からの衝撃
転倒やスポーツ時の接触など
外部からの衝撃で歯が欠けることがあります。
この様な場合は
歯が欠けるだけでなく、
舌や唇を怪我したり、
歯が折れたりする場合もあります。
歯が欠けた時の対処法と注意点
歯が欠けた時に、歯科が夜間や休日などで
すぐに歯医者に行けない、
受診できない場合は、
応急処置で対応しましょう。
また
歯が欠けたときの注意点についても
紹介していきます。
1.対処法
<歯が欠けた時の対処法(応急処置)>
歯が欠けた時は早めに歯科医院で受診しましょう。
欠けた部分によっては、
口内に傷が付いたり、
欠けた部分が虫歯になる可能性があります。
夜間や休日などで
歯科医院に受診できない場合は、
受診できるまで待つしかありません。
もし、痛みがある場合は
「鎮痛剤の服用」
で痛みを抑えましょう。
これは市販薬でも問題ありません。
鎮痛剤で痛みが引いても
必ず受診するようにしましょう。
<歯が折れた時の対処法(応急処置>
もし歯が折れてしまった場合は、
次のように対処しましょう。
・折れた歯を探す
折れた歯をくっけることは難しいですが、
不可能ではありません。
折れた歯を治療に生かす場合もあります。
・折れた歯や割れた歯を保管
きちんと保管をすれば、
再植した時に
骨にくっつく確率が上がります。
生理食塩水に漬けておくのが理想です。
折れた歯や
割れた歯を飲み込まないように
注意しましょう。
・患部を触らない
患部を触ると雑菌が入り、
炎症を起こしてしまうことがあります。
炎症を起こすと
簡単に治るケースでも、
治療が難しくなることがあります。
・折れた箇所に消毒などしない
折れた箇所に消毒や詰め物など、
自己判断で行うと
菌の繁殖などを招き、
患部の状態を悪化させる恐れがあります。
・痛みが有れば鎮痛剤を使用
痛みがある場合は、
市販の鎮痛薬でいいので使用しましょう。
歯医者には早めに行くようにしましょう。
※痛みが治まっても、必ず受診するようにしましょう。
2.注意点
歯が欠けた時の注意点は
3つあります。
①欠けた歯を保存
欠けた歯がある場合は、
出来るだけ保存しておきましょう。
外部からの衝撃などで歯が欠けた場合は、
歯科医院で接着する対応が
可能な場合があります。
※保存方法を誤ると、
細菌感染を起こして接着出来ないことがあります。
<保存方法>
欠けた歯は、
薬局で販売している
「歯の保存液」
に浸しましょう。
薬局が休みや
営業時間外などで
購入できない場合は
「生理食塩水に浸す」か
「牛乳に歯を浸す」
対応をしましょう。
それらの用意も困難な場合は
「濡れティッシュなどで包む」
などして
乾燥させないように保存しましょう。
②欠けた部分には触らない
欠けた部分は雑菌が入ると
接着が出来ないことがあります。
気になっても
舌や指で触らないようにしましょう。
雑菌の繁殖や
炎症のリスクを高めてしまいます。
③痛みが無くても受診
欠けた部分が小さい場合や
痛くない場合でも
歯科医に受診しましょう。
そのままにしておくと、
欠けた部分に
歯垢が溜まり虫歯になりやすくなります。
また、欠けた部分が口内を
傷つける恐れがあります。
歯が欠けた時の治療について
歯が欠けたら、
歯医者ではどのような治療をするのでしょうか。
ここでは、
治療内容と治療費について
紹介します。
1.治療内容
欠けた部分の大きさによって
治療内容が異なります。
①欠けた部分が小さい場合
小さい場合は
「レジン充填」
という治療を行うのが一般的です。
この治療は、
欠けた部分にプラスチックの樹脂を入れて、
光を当てることで固まる治療です。
この「レジン治療」では
保険が適応されます。
治療期間は1週間程度です。
②欠けた部分が中くらいの場合
中くらいの場合、
詰め物や被せ物で治療します。
材質によって
保険適応と自由診療に分かれており、
被せ物の種類が
自分で選ぶ場合が多いです。
・前歯が欠けた時の保険適応の場合
金属のフレームに
白い樹脂を持った
被せ物で治療します。
・奥歯が欠けた時の保険適応の場合
奥歯の場合は、
金属の詰め物で治療します。
・自由診療の場合
セラミック冠(冠:クラウン、人口の被せ物)
を用いて治療します。
自由診療なので、
保険適応より費用が掛かります。
③欠けた部分が大きい場合
大きく欠けた場合でも
神経が生きていれば
全体に冠を被せて治療します。
神経に損傷がある場合は、
歯の根元からの治療が必要になります。
損傷具合で治療回数が異なりますが、
歯の根元を治療した後に土台を立て、
全体に被せ物をするのが一般的です。
2.治療費について
歯が欠けた場合や、
歯が折れた場合の治療費を紹介します。
状況 | 保険の有無 | 治療費(相場) |
歯が欠けた場合 | 保険適応 | 2,000円~3,000円程度 |
自由診療 | 50,000円程度 | |
歯が折れた場合 | 保険適応 | 3,000円~5,000円程度 |
自由診療 | 30,000円~100,000円程度 インプラントは数十万円~ |
※上記の治療費は、あくまで相場です。
医療機関や治療内容で異なります。
また、歯が折れて
差し歯にする場合の値段は、
保険適応で1本3,000円~10,000円程度です。
歯が欠けた時などのスピリチュアル的な意味
歯が欠けた時や歯がぬけた時のスピリチュアル的な意味は、
どういったものがあるのでしょうか。
(歯は、差し歯や銀歯、詰め物なども含みます)
突然、歯が抜けたり取れたりする場合は
「人生の流れが変わったり、これから変化が起こる予兆」
と伝えられています。
歯が抜けたり取れる時は
・リスタートの時
・新しいステップアップ
・入れ替えの時
・変化の時
など
新しいスタートを切るという
意味があります。
これは差し歯が取れたや銀歯でも同様です。
歯が欠けたり
差し歯や銀歯などが取れるのは、
スピリチュアル的な観点から言えば
「これまでの流れが終わりを告げて、新しい流れが始まるサイン」
なのです。
よくある質問
ここでは歯が欠けたりなど
よくある質問を「知恵袋」より紹介します。
①虫歯で歯が欠けた時の対処法は?
【回答】
虫歯で歯が欠ける原因は
主に放置です。
虫歯を放置すると悪化し、
歯に穴が開きます。
その状態で物を食べると
歯が欠けたり、しみる、歯が割れたりします。
この時の歯は、少し黒いです。
対処法としては、
歯医者で治療することです。
自分で治すことは出来ません。
早めに歯医者に行くようにしましょう。
②歯が欠けた時、歯磨きしていい?
【回答】
結論から言えば
「歯磨きはしても大丈夫」です。
しかし注意しないといけないのが、
磨き方です。
普段通りにゴシゴシと磨くと
欠けた部分が悪化し、
歯が折れる可能性があります。
欠けた箇所は、
いつ世より優しく丁寧に磨きましょう。
③歯がすけると歯医者に言われたのですがなぜ?
【回答】
歯が透けるという事は、
歯がもろくなっているという事です。
歯がもろいと、
歯が欠けやすくなったり
歯が折れやすくなります。
主な原因は
・「歯ぎしり」や「くいしばり」の癖がある
・酸蝕歯
・自分で気づいてない虫歯
などです。
歯が損傷する前に
歯医者で相談や治療を行いましょう。
まとめ
今回は歯が欠けた時の原因や対処法について紹介しました。
歯が欠ける原因は
先程紹介したように
5つの原因があります。
対処法についても
先程紹介しているので
参考にしてみて下さい。
歯の治療費も紹介しましたが、
歯の状態や地域によって
異なる場合があります。
あまりにもひどい場合であれば
クレームの考えをもつこともあるでしょう。
歯が欠けたり折れたりして困った時は、
今回の記事を参考にしてみて下さい。
歯が欠けた時の処置は、
あくまでも歯医者が
夜間や休日で受診できない時の処置です。
歯が欠けたり折れたりしたときは、
早めに歯医者に行きましょう。