神社での鳥居に関する雑学6選 神社に参拝したらなんだか心が洗われた気になる。
お参りしたらモヤモヤしたことがなくなった気がする。 なんとなく家の近所だからお参りしている。
でもそもそもなんの意味で神社に鳥居があるのか分からないけど なんとなくくぐってる…。
なんてことありませんか?
ここでは鳥居に関する様々なことをご紹介します。
そもそも鳥居の意味、くぐり方とは?
鳥居は神社にまつられている様々な神様界と我々人間界と区切る、境界線 そして邪悪なものが聖域(神社の境内内)に入り込まないようにもあります。
つまり、鳥居=聖域への入り口及び魔除けの為に存在しています。
また、鳥居の色が赤色(朱色)であるのは仏教上朱色が魔除けの 意味があることが由縁とされています。
色を塗ることでよりいっそう悪いものを寄せ付けないようにしていたんです。
鳥居をくぐるときですが、軽く一礼をし、中央より左側に立ち、左足から 踏み出しましょう。
神道の中で、【左=神/右=人】を意味することが理由とされています。
鳥居でお辞儀をする意味
みなさんは友人知人のおうちに行くとき、「おじゃましま~す!」と言う 習慣はありませんか?
鳥居でお辞儀をするのも同じ意味で、
「これから神様のいる聖域にお邪魔します、 よろしくお願いします。」と伝える意味があり、
お辞儀をします。 一般宅にお邪魔する際に、
インターホンを押すように、同じく鳥居の前で 一礼することも大切です。
また、土足でお家に入らないように、
鳥居をくぐる時は真ん中をあるくのは 厳禁ですのでご注意ください。
鳥居の真ん中は神様が通る道だと言われています。
鳥居をくぐってはいけない時
神社に祀られている神様は綺麗好きです。
そのために、穢れている期間はくぐってはいけないと言われています。
穢れに触れると神様が弱まってしまうと神道では考えられていました。
具体的に、鳥居をくぐってはいけないタイミングとしては 「親族が亡くなった後丸一年間」です。
忌みの期間=亡くなって1年間と考えられていたからです。
しかし、すべての神社が丸一年間鳥居をくぐってはいけない宗派に属しているわけでは ないので、
49日が過ぎたタイミングでそれぞれ訪問したい神社に問い合わせてください。
意外にこの約2カ月を過ぎると鳥居をくぐることが認められている神社が多々あります。
鳥居の形について
鳥居には「神明鳥居(しんめいとりい)」と「明神鳥居(みょうじんとりい)」
の二種類に大きく分かれています。
この違いについて、笠木と島木がまっすぐか曲がっているかがわかりやすく違う点です。
【神明鳥居】は歴史的に一番古い鳥居のタイプです。
有名なものですと、伊勢神宮などがこのタイプに当てはまります。
一方の【明神鳥居】は建築物が豪華になるにつれ、進化してきたタイプです。
どのタイプにどの鳥居が当てはまるか、
という明確な違いはありませんので 参拝する前に見てみるといいですね。
鳥居の上に石が乗っているのはなぜ?
神社に参拝し、ふと上を見上げたら鳥居の上に石がたくさん のっている…なんてことはありませんか?
これは、いつの昔からか
「鳥居の上に石を投げて乗ったら願いが叶う」
という風潮が生まれたからです。
しかし、よく考えてみてください。
石を投げて誰かに当たったら?
突然上から石が降ってきたら?非常に危険です(笑) きれい好きの神様のためにも、
鳥居の上に石を投げるなんて危ない 行動はくれぐれもやめてくださいね♪
鳥居をくぐらないとどうなる?
鳥居をくぐらずに参拝すると神様が怒る、ということはありません。
が、鳥居をくぐることで「心身を清める」効果があります。
神社を出た後にすがすがしい気持ちになるのはこのためです。
足が悪い、けがをしていてどうしても鳥居を通ることができない… というわけではなければ、
自分のため、神様のためにも出来るだけ鳥居を くぐるようにしましょう。
鳥居と一言でも言っても色々な意味、由縁が諸説あり、奥が深いです。
いつも気にせず行っている
神社の鳥居を少し気にかけてみると 鳥居の夢をみたりもして
まつられている 神様も喜ぶかもしれませんよ♪