カサゴのさばき方、どうやるの?唐揚げや煮付けにおいしい

海釣りをする人にとっては、

とても馴染みのある魚、

 

カサゴ。

 

海底の岩礁や海藻の間にいて

 

移動することのない根魚なので、

 

初心者でも釣りやすい魚として

 

とても人気です。

 

スーパー等で身近に売っている魚ではないので、

 

自分で釣って来たり、

 

あるいは家族か知人が釣ってきたものを

 

料理するということになります。

 

でもカサゴはヒレやエラにトゲがありますし、

 

少し毒もあるので、

 

カサゴをさばくのが苦手という人もいるでしょう。

 

ですのでそういう人のために、

 

かさごのさばき方の動画はよく見受けます。

 

 

かさごの簡単な捌き方や美味しい食べ方のご案内です。

 

 

 

カサゴ、下処理にハサミを使うと簡単!

 

 

カサゴを釣ってきても

 

その下処理が嫌だと言う人がいます。

 

 

それはカサゴには

 

トゲがあり毒もあるので、

 

 

そのトゲが指に刺さったら

 

痛いし腫れてしまうからです。

 

 

ですがハサミを使えば、

 

トゲに刺されることもなく

 

簡単にさばくことが出来ます。

 

 

カサゴでなくとも、

 

慣れてない人の場合、

 

 

包丁を使って

 

魚をさばくと

 

かなりの時間がかかります。

 

 

その点ハサミを使うと、

 

 

魚をさばくのが苦手な人でも

 

とても簡単に捌くことが出来るのです。

 

 

 

 

ハサミはキッチンバサミでもいいですが、

 

 

出来たら

 

釣り専用ハサミがおすすめです。

 

 

釣り専用ハサミは

 

釣り糸を切るための必需品なのですが、

 

 

とても頑丈に出来ているので

 

大きな魚の硬い骨等も

 

バリバリ切る事が出来ます。

 

 

魚をさばくために

 

長年使用する事を考えて、

 

 

釣り専用ハサミを用意するのもいいかもしれません。

 

 

 

※釣り初心者でも割と簡単に釣れる

 

タナゴ(ウミタナゴ)ですが、

 

 

タナゴのさばき方も、

 

ハサミを使うと簡単です。

 

カサゴのようにトゲはありませんが、

 

背びれや尾びれは

 

かなり硬いので

 

ハサミで切っておきます。

 

そうするとその後

 

包丁でさばくのが楽です。

 

 

ハサミを使ったカサゴの捌き方、どうやるの?

 

 

 

カサゴをさばく前に、

 

軍手をはめておくと安心です。

 

 

 

 

1. 背びれを切ります。

 

 

背びれはトゲがかなり鋭いので

 

注意が肝心です。

 

 

カサゴを左手でしっかり持ち、

 

尾の方から背びれを

 

根元から切って行きます。

 

 

 

 

2. 尾びれを尾の方から切ります。

 

 

3. 腹びれを尾の方から切ります。

 

 

腹びれにはトゲはないのですが、

 

腹を切る際に

 

腹びれがない方がやりやすいので、

 

切っておきます。

 

 

 

 

4. 胸びれを切ります。

 

 

胸びれのそばにある顔の部分には

 

トゲがあるので

 

気を付ける必要があります。

 

 

 

 

5.腹を切り開きますが、

 

まず頭の根元を切り

 

そこから腹に向かって切って行きます。

 

 

 

6.切った頭の根元からハサミを入れ

 

背骨を切り、

 

その後頭を切り落とします。

 

頭を切り落としたら、

 

もうトゲはどこにもないので

 

安心です。

 

 

 

7.ウロコを取ります。

 

 

ウロコはウロコ取り専用の器具を

 

使っても良いですし、

 

 

ペットボトルのふたを利用して

 

取るのも良い方法です。

 

 

カサゴ、美味しい食べ方は?

 

 

 

カサゴは美味しい魚ですし、

 

色々に使えるので

 

料理する楽しみもあります。

 

 

 

 

*唐揚げ(素揚げ)・・

 

 

丸ごと唐揚げにしたカサゴは

 

とても美味しいものですが、

 

 

骨までバリバリ食べられる

 

唐揚げにするには、

 

 

15cm以下の

 

小さいカサゴを選ぶことです。

 

 

内臓の取り方は、

 

カサゴの口から

 

エラを挟むように

 

割り箸を入れて、

 

 

ぐるぐると回して

 

内臓を抜き取ります。

 

腹骨と身の間に

 

切り目を入れておきます。

 

片栗粉を全体にしっかり付けて、

 

油で2度揚げします。

 

 

塩を振ったり、

 

ポン酢に付けたりして

 

頂きます。

 

 

 

 

*煮付け・・

 

 

カサゴに湯をかけてから

 

冷水でよく洗い、

 

 

臭みを取ります。

 

 

平鍋に

 

水、

 

醤油、

 

酒、

 

砂糖、

 

みりん、

 

しょうがの薄切り

 

を入れて煮付けます。

 

 

 

「いつものガシラ煮付け カサゴ 」の作り方・レシピを使うと、

 

昔ながらのカサゴの煮付けが出来ます。

 

 

 

 

 

*塩焼き・・

 

 

内臓をよく抜いて、

 

飾り包丁を入れておきます。

 

塩を付けて

 

 

グリル等で焼きますが、

 

 

焼き過ぎないように注意します。

 

 

 

 

 

*味噌汁・・

 

 

カサゴは美味しい出汁が出るので

 

味噌汁にもぴったりです。

 

 

下処理をした後、

 

 

臭みを取るために

 

 

前述のように

 

 

お湯をかけてから

 

冷水で洗い流します。

 

 

鍋に水とカサゴを入れて火にかけ、

 

沸騰したら

 

 

よく灰汁を取ります。

 

その後

 

好みの味噌を入れて

 

仕上げます。

 

 

 

 

*刺身・・

 

 

25cm以上の大きなカサゴなら

 

お刺身にすると

 

美味しいです。

 

 

 

カサゴに似ているうっかりカサゴってどんな魚?

 

 

 

ウッカリカサゴはカサゴとよく似ているのですが、

 

違う種類です。

 

 

うっかりカサゴとカサゴは、

 

 

あまりに良く似ているので、

 

 

かなり以前に

 

学者がうっかり同じ種類と

 

勘違いしてしまった事から

 

この名が付いたようです。

 

 

見分け方は体の模様を見て、

 

 

白い斑点に

 

黒っぽい縁取りがあるのが

 

ウッカリカサゴで、

 

 

縁取りがないのがカサゴです。

 

 

又、ウッカリカサゴの方が

 

体が大きいという違いもあります。

 

 

 

カサゴの同じ種類には

 

鬼カサゴ、

 

ミノカサゴ、

 

ユメカサゴ、

 

ハオコゼ

 

 

等色々なものがあります。

 

鬼カサゴはカサゴと良く似ていますが、

 

カサゴより表面がごつごつしていて、

 

 

毒もカサゴより強いので

 

刺されるととても痛いので

 

注意する必要があります。

 

オニカサゴのさばき方も気を付ける必要があります。

 

 

ミノカサゴは

 

とても派手な模様をしていて、

 

 

見た目から

 

観賞用として

 

人気があります。

 

 

 

ユメカサゴはきれいな赤い色をしていて

 

ノドグロにも

 

よく似ていますので、

 

 

釣った人は

 

ノドグロかと思い

 

大喜びしてしまう魚です。

 

でもユメカサゴもノドグロに引けを取らない

 

美味しさです。

 

 

 

ハオコゼは体長が

 

10cm程にしかならない

 

小さな魚です。

 

 

ですが小さいながらも

 

毒が強いので、

 

 

可愛いからと

 

気を緩めると

 

 

痛い思いをします。

 

 

 

 

実は、河川にいるカジカもカサゴによく似ています。

 

エラやヒレには

 

トゲはないのですが、

 

エラ蓋に4本のトゲがあります。

 

見た目は悪いのですが

 

とてもおいしい魚で、

 

 

特に味噌汁は

 

 

「カジカ汁」

 

としてよく知られています。

 

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