口を開けて寝るのはストレスの影響?原因や対処法など紹介

 

口を開けて寝ると「口腔内乾燥症」になる恐れがあります。

 

この主な原因として考えられるのがストレスです。

 

また、寝ている時に口を開けている人は「口呼吸」をしている人です。

 

 

口呼吸をすることで、様々な病気のリスクが高くなります。

 

 

 

自分が気が付かないうちに口を開けて寝ている人も少なくないと思います。

 

口を開けて寝る人。

 

なぜ口が開いてしまうのでしょうか。

 

 

口を開けて寝ることを悩んでいる人もいると思います。

 

そこで今回は

 

・口を開けて寝るのはなぜ?

・口を開けて寝てしまうとどうなる?

・口呼吸のデメリット

・口呼吸の対処法

・よくある質問

 

について紹介します。

 

 

 

 

口を開けて寝るのはなぜ?

 

 

 

寝る時に口を閉じて寝ていても、就寝中に口が開いていることがあります。

 

寝ている時に口が開いている事に本人は気が付きません。

 

なぜ口を開けて寝るのでしょうか。なぜ口を開けて寝るのか。

 

考えられることは「鼻づまり」「出っ歯」です。

 

 

・鼻づまり

 

鼻が詰まると、上手く鼻で呼吸ができないので自然に口が開いてしまいます。

 

 

 

・出っ歯

 

 

出っ歯の人は口が閉じにくいため、無意識のうちに口が開いてしまうことが多いです。

 

 

 

 

 

口を開けて寝ている状態は「口呼吸」の状態です。

 

 

この「口呼吸」は日本人の50%以上もいると言われています。

 

 

 

 

 

口を開けて寝てしまうとどうなる?

 

 

 

口を開けて寝るとどうなるのでしょうか。

 

 

ここでは、口を開けて寝るとどうなるか、

 

また口を開けて寝る原因などを紹介します。

 

 

 

 

1. 口を開けて寝るとどうなるか?

 

 

正常な場合、寝ている時でも鼻呼吸をしますが、

 

 

口を開けて寝ている状態は「口呼吸」をしている状態です。

 

 

 

口を開けて寝ていると、

 

 

舌が後方に落ち込んで軌道を塞ぎ

 

「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こす恐れがあります。

 

 

 

 

 

 

2. 口を開けて寝てしまう理由と原因

 

考えられる寝てるときに口が開く理由と原因は次の通りです。

 

 

 

①鼻づまり

 

 

風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎の影響で口呼吸となることがあります。

 

 

特定のアレルギー性物質を吸引する事で身体が過剰反応し、

 

くしゃみや鼻水、鼻詰まりを起こします。

 

 

 

 

②睡眠時無呼吸症候群

 

 

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に無呼吸を繰り返す病気です。

 

 

無呼吸を繰り返すことで深い眠りが得られず、

 

それがストレスとなり、

 

 

自律神経のバランスを崩してしまう事が原因と考えられています。

 

 

 

 

 

③疲労によるイビキ

 

 

疲れてる時、疲れによるいびきは一時的な物ですが、

 

 

口呼吸になり、イビキの慢性的な原因となります。

 

 

イビキが慢性化すると「睡眠時無呼吸症候群」になるリスクが高くなります。

 

 

 

 

 

 

④口腔内乾燥症

 

 

唾液の分泌量が低下し、口の中が乾いてしまう症状です。

 

考えられる原因は

 

・加齢

・ストレス

・糖尿病

・腎不全

・更年期障害

 

などです。

 

症状が悪化すると、

 

強い口臭や虫歯の原因、摂食障害などを引き起こす可能性があります。

 

糖尿病、腎不全など死亡につながる病気もあります。

 

 

 

 

 

3. 口を開けて寝てしまう人の特徴

 

主な特徴は次の通りです。

 

・鼻づまり

・鼻炎の人

・疲れがたまっている人

・出っ歯

 

などです。

 

鼻炎や鼻づまりになると上手く鼻呼吸ができなくなるので

 

寝ている時に自然と口が開いてしまいます。

 

疲れがたまると自然にイビキが出て口呼吸となります。

 

 

 

 

 

口呼吸のデメリット

 

 

 

寝ているときに口が開くと口呼吸となります。口呼吸でのメリットはありません。

 

ここでは、口呼吸のデメリットと鼻呼吸のメリットについて紹介します。

 

 

 

1.口呼吸のデメリット

 

①風邪をひきやすくなる

 

口呼吸をすることで、空気の汚れやウイルスなどを口から体に取り込んでしまうので

 

風邪をひきやすくなります。

 

 

 

②虫歯や歯周病などの原因になる

 

口呼吸による「口腔内乾燥」で、唾液の分泌量が減ります。

 

 

唾液の分泌量が減ると虫歯や歯周病になりやすくなります。

 

 

 

 

③ほうれい線や口のたるみ

 

口呼吸では常に口を開けているので、口の周りの筋肉が衰えるので

 

「ほうれい線や口のたるみ」が出やすくなります。

 

 

 

④睡眠時無呼吸症候群

 

 

口を開けて寝ていると、舌が喉の奥に落ち込んでしまい

 

「睡眠時無呼吸症候群」につながる恐れがあります。

 

 

 

⑤歯並びが悪くなる

 

 

特に口をポカンと空けている子供に多く、口呼吸を続けていると、

 

出っ歯になったり歯並びに影響が出ます。

 

 

 

2.鼻呼吸のメリット

 

 

日本人は50%以上が口呼吸と言われ、鼻呼吸は意外にも少ないようです。

 

 

主なメリットは「感染予防」です。

 

鼻には鼻毛や鼻水があることで、

 

適度な温度や湿度が保たれて加湿器の様な役割があります。

 

 

また、空気に汚れやウイルスなどは

 

鼻を通ることで鼻毛や鼻水で体内への侵入を防いでくれる

 

空気清浄機の様な役割もあります。

 

 

それにより感染予防となります。

 

 

 

 

口呼吸の対処法

 

 

 

寝てる時口が開いてしまう事に悩んでいる方もいると思います。

 

また、治したいという方もいるでしょう。

 

ここでは、治し方や対策などを紹介します。

 

 

 

1.口呼吸の治し方

 

①寝る時にサージカルテープ口に貼る

 

※口の中央部に貼り、口全体を覆わないようにしましょう。

 

 

 

②片方の歯だけで物を噛まない

 

③ガムを噛んで「咀嚼筋(そしゃくきん)」を鍛える

 

 

全ての方に効果があるわけではないですが、簡単にできる治し方です。

 

 

治らない方や不安に感じる方は病院で相談してみましょう。

 

※鼻詰まりがある方は、鼻詰まりを治してから行いましょう。

 

 

 

2.口呼吸対策

 

口呼吸は自分では分かりません。口呼吸の人やそうでない人も先程紹介した

 

「口呼吸の治し方」とあわせて試してみて下さい。

 

 

①寝るときに口を開けない方法

 

寝る時に試してみましょう。

 

 

◎口呼吸防止用テープを貼る

 

口呼吸を防ぐ為のアイテムです。

 

テープを使うことで物理的に口が開かなくなったり、

 

鼻が通ったりするので睡眠中の口内の乾燥や口臭などを防ぐことが出来ます。

 

 

②寝てる時に口を閉じる方法

 

 

◎筋機能訓練

 

口の周りの筋肉の衰えで、寝ている時に口呼吸となることがあります。

 

具体的な方法は次の通りです。

 

・口を閉じた状態で片方の鼻を人差し指で押さえ、もう片方の鼻で呼吸をする
(反対側も同様に、5回交互に繰り返す)

 

・軽く口を閉じ、上顎のくぼみの先のスポットと呼ばれる部分に舌の先端、上あごに舌の表面をつけ、この状態で約30秒間、唾液を飲み込む練習をする。

 

 

 

この様に2つのトレーニング方法があります。

 

 

 

③予防

 

口呼吸が治るまでの予防は次の通りです。

 

◎マスクの着用

 

マスクをすることで、口の周りの湿度が高くなります。

 

その湿った空気を吸う事で鼻や口、喉の乾燥などを防ぎます。

 

 

また、風邪の予防や身体の冷え対策などのメリツトもあります。

 

 

 

 

 

よくある質問

 

 

 

 

ここでは、よくある質問を紹介します。

 

①口呼吸を続けると女性には、どんな影響がある?

 

【回答】

 

口呼吸は体に様々な悪影響があります。特に女性は次のようなことがあるので知っておきましょう。

 

・疲労感
・肌荒れ
・老け顔
・虫歯
・口臭

 

などです。

 

口の周りの筋肉の衰えや鼻づまりなどで口呼吸になると、体調不良だけでなく、

 

上記の様な症状も起こる可能性があります。特に女性の方は注意しましょう。

 

対処法は、疲れた時はゆっくり休み、寝る時に口が開いてしまうのを防ぐ為に

 

「口にテープを貼る」や「金機能訓練」などで対処してみましょう。

 

 

治らなかったり不安と感じる場合は、病院で相談してみましょう。

 

 

 

 

 

②寝ている時に口呼吸になるのは高齢者が多いと聞きますが、なぜですか?

 

【回答】

 

 

高齢者が口を開けて寝る原因は

 

「口周りの筋肉の衰え」と「硬いものを食べない」ことが考えられます。

 

硬いものを食べないことで、口周りの筋肉が衰え、寝ている時に口が開いてしまいます。

 

その他に、風邪や鼻炎根度が原因の場合もあります。

 

 

 

③口呼吸は枕が関係しますか?

 

【回答】

 

口呼吸は枕の高さに関係があります。

 

・枕が高い場合:顎が引けて喉を圧迫する事で、気道が狭くなり空気が通る時に粘膜の振動でイビキを生じます。

 

・枕が低い場合:頭が下がって口が開いた状態となり、寝ている時に口が空きやすい状態となります。

 

枕が高すぎても低すぎても口呼吸となる可能性があります。

 

枕を購入する時は、自分に合った高さの枕を購入するようにしましょう。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、口を開けて寝る原因と対処法、ストレスなどについて紹介しました。

口を開けて寝る状態は「口呼吸」であり、感染症や虫歯などのリスクが高くなります。

 

まずは、口を開けて寝る原因を知っておくと良いでしょう。

 

フガッと起きることがあり心配になるかたもいます。

犬のいびきが気になる場合は獣医さんに相談するのもいいでしょう。

 

口を開けて寝るのはなぜ?

口を開けて寝ることに悩んでいる方や改善したい方は、

今回の記事を参考にしてみて下さい。

 

 

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