脇にボトックスを打ち続けるとどうなる?

ワキがの原因となる脇汗の分泌を大幅に減少させるために行われる

 

脇のボトックス注射。

 

 

一見すると

 

脇汗やワキの臭いに悩んでいる人にとっては

 

とても良いものに思えますが、

 

 

 

メリットだけでなく

 

もちろんデメリットも存在します。

 

 

 

 

打ち続けるとどうなるのでしょうか。

 

 

 

また、そもそも

 

脇のボトックス注射とはどのようなものなのでしょうか。

 

 

詳しく解説していきます。

 

 

 

脇のボトックス注射とは

 

 

脇の汗は、細菌と混ざることで

 

嫌なにおいを発生させます。

 

 

 

そこにボトックスと呼ばれる

 

A型ボツリヌストキシンと呼ばれる

 

 

毒素を利用した

 

製剤を打つことで

 

 

汗そのものの分泌を減らして

 

 

わきがや汗染みなどを防ぐために行われます。

 

 

 

 

極細の針で薬剤を数か所注射するだけの

 

簡単な施術で、

 

 

 

効果は6か月くらい続きますが

 

いつ切れるかは個人差もあります。

 

 

 

 

費用は病院にもよりますが、

 

 

だいたい両脇で5万~9万くらいです。

 

 

2012年11月からは、脇のボトックス注射が保険適用になったため、

 

 

 

脇汗に悩む方が

 

質の良い治療を

 

経済的な負担が少なく受けられるようになりました。

 

 

施術は15分くらいで、

 

 

麻酔などもありません。

 

 

 

打ち方は、

 

極細の針で数か所薬剤を注射します。

 

 

痛みはそれほどないそうですが、

 

 

人によってはチクッとした痛みがあります。

 

 

 

同部位に注入するのにどれくらい開けるかというと、

 

 

大体4か月くらいは

 

治療の感覚が必要となります。

 

 

 

何度も通うとなると、

 

家のなるべく近くの病院が良いかもしれませんね。

 

 

 

ちなみに、妊娠中の方は受けることはできません。

 

 

 

 

ダウンタイムは

 

まれに注射後の

 

紅斑や内出血などの

 

副作用が出る人もいますが、

 

 

数日から10日ほどで消失します。

 

 

 

脇のボトっクス注射のデメリットとは?

 

 

 

多汗症の人にはとても魅力的な脇ボトックスですが、

 

デメリットもあります。

 

 

いくつか紹介していきます。

 

 

 

 

<痛みを伴う>

 

 

患部に注射を打つ時や、

 

 

薬剤が注入されるときに痛みを伴います。

 

 

痛みの感じ方は個人差があり、

 

 

「ちくっとした痛み」

 

と感じる人もいれば、

 

 

 

「かなり痛い」

 

 

と感じる人もいるようです。

 

 

痛みを軽減するため、

 

 

患部を冷やしたり、

 

 

病院によっては

 

麻酔をするところもあるようです。

 

 

 

 

 

<即効性がない>

 

 

ボトックス注射を受けたら、

 

 

いつ効くのか気になりますよね。

 

実は、治療したその日に効果が出るわけではありません。

 

 

2、3日してから徐々に効果があらわれ、

 

 

しっかりと実感するには

 

数週間かかる場合もあります。

 

 

 

 

<効果は持続しない>

 

 

効果は個人差によりますが、

 

約4か月~6か月くらいです。

 

 

そのため、繰り返し打ち続ける必要があります。

 

 

そのため、若いうちから打ち続けていると

 

 

トータルコストがとても高くなってしまうこともあります。

 

 

 

 

<打ち続けると効かなくなる>

 

 

脇ボトックスは打ち続けると

 

ボトックスによる抗体が出来たことにより、

 

 

 

効果が薄れる可能性があります。

 

 

これは「抗体形成」

 

 

もしくは耐性とよばれ、

 

治療を始めたころよりも

 

効果の持続時間が短くなるものです。

 

 

いつから抗体形成されるというわけではなく、

 

 

通常よりも施術回数が多いことなどが

 

原因となります。

 

 

リスクを抑えるには、

 

 

使用量や注射をやりすぎないなどの

 

治療方法に注意しましょう。

 

 

 

 

 

<失敗することもある>

 

 

脇ボトックスの失敗例として多くあげられるのは

 

 

効果を感じられないケースです。

 

 

 

ボトックス注射の効果が見られない場合とは、

 

 

施術する医師の技術力や

 

使用する薬剤によって

 

 

効果が半減することを言います。

 

 

 

脇に注射するだけの簡単な治療とはいえ、

 

 

きちんと効果を感じられるために

 

病院選びはきちんと行いましょう。

 

 

 

最近ではネットの口コミや体験談、

 

ランキングなどが載っている

 

ホームページもありますので

 

 

 

参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

東京、大阪、名古屋などの

 

大都市には

 

美容クリニックも沢山あるので

 

値段が安いだけでなく、

 

 

きちんとしたクリニックを選びましょう。

 

 

 

 

ボトックス注射はこんなところにも

 

 

ボトックス注射は脇だけではなく、

 

 

顔や首周りに打つこともあります。

 

 

これは小顔効果やニキビ改善、

 

ムダ毛の剃り残しなどで

 

 

ブツブツした肌をきれいにしたり、

 

 

肩こり改善など

 

さまざまな効果を目的としています。

 

 

 

特にニキビなどは、

 

 

塗り薬をどれだけ塗っても効かないときに、

 

 

注射を打つだけできれいになれたら魅力的ですよね。

 

 

しかし、これらの治療にも、

 

 

上記に挙げたようなデメリットもあることは

 

 

念頭に置いておいてください。

 

 

特に目尻にボトックス注射をした場合、

 

 

強く作用して筋肉が弱まり逆に顔が老ける、

 

 

なんてことも可能性はゼロではありません。

 

 

薬剤の強めがこわいのならば、

 

 

 

はじめは弱めにして効果を感じながら

 

 

徐々に強くしていくといった

 

施術方法もあるようです。

 

 

 

 

また、最近ではナチュラルボトックスをやりました、

 

 

という声も耳にします。

 

 

ナチュラルボトックスとはボトックスをより少量に、

 

 

ゆるく効かせたり

 

予防に役立てたりするものです。

 

 

 

効果が利きすぎるのがこわい人は、

 

こういった治療法も

 

見てみるといいかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

 

 

汗のにおいが気になって制汗剤でごまかしてきた、

 

なんて方には

 

脇のボトックス注射は

 

とても魅力的な治療の一つです。

 

 

ただし、そこには

 

メリットだけでなくデメリットも含まれています。

 

 

せっかく治療を受けるのに

 

悪化しては死活問題です。

 

 

後悔することのないように

 

きちんとしたクリニックを選んで

 

 

治療を受けたいですね。

 

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